当院の診療方針です。
慢性の頭痛を適切に対処できずに長年苦しんでおられる患者さんが多くおられます。このような頭痛は、いわゆる痛み止めだけの対処では十分な改善が得られません。血管が原因の頭痛(片頭痛)と筋肉が原因の頭痛(緊張型頭痛)では、そもそも原因も治療法も異なるからです。まず、頭痛の原因を正しく診断することが治療の前提となります。
片頭痛にはトリプタン製剤が用いられます。また、頻回に頭痛がおきる場合には頭痛予防薬を使用します。いずれにせよ、慢性の頭痛の治療には正しい診断が必要です。頭部画像診断(MRI や CT など)を行う必要がある場合には、当クリニックから検査機関に検査依頼・ご紹介いたします。