当院の診療方針です。
パーキンソン病の第一歩は正しい診断です。正しい診断の後に、長期的な展望をもった薬物治療が必要です。日本神経学会(神経内科の学会です)が作成した「パーキンソン病治療ガイドライン」は治療方針の基本ですが、実はそのガイドラインこそ、個々の患者さんごとに細かな対応が必要であることを強調しています。
パーキンソン病は、薬以外の治療法が大切であることもわかってきました(もちろん、最適な量、最適な薬物療法がなされていることが大前提です!)。病状の進行を防ぐためにも、くすりの服用だけでなく、非薬物療法(前向きなライフスタイル維持、運動療法など)を積極的に行う必要があります。
病状に応じまして、難病申請(特定疾患)や身体障害者手帳(肢体不自由)申請を行います。